老人ホームに携わる職員も要チェック
利用者の要介護レベル・能力に応じた、入浴や排泄、食事などの介護サービスを行うのが老人ホームです。
その他、日常生活を営むことができるように機能訓練を行うなど、総合的なサービスの提供が一般化しています。
また、趣味などを考慮して、余暇活動のサービスを提供する老人ホームも、介護を必要とする高齢者から人気です。
今、積極的に取り組まれるのは、自立です。
例えば、トイレ誘導を積極的に行うことで、ベッド上での排泄介助を減らすことができれば、双方にメリットがあります。
医療機関とも連携が図られており、眼科や心療内科、外科胃腸科などに協力をお願いし、訪問診療や緊急時の診療に速やかに移行できる内容です。
また、老人ホームでは介護職員の数も重要で、超高齢社会でありながらも、介護資格者の人員数は不足しています。
ですから、サポートできるスタッフの数はもちろん、経験年数も要チェックです。
介護資格1年から3年未満より、3年から5年未満の資格を有する者が携わる老人ホームを選びたいものです。
特に5年から10年程度のベテランに常駐していて欲しいのは、生活相談員や機能訓練指導員です。
生活水準のレベルが引き上がります。
また、最近では職員不足やスキルアップの意味合いも含め、1人の職員が複数の資格を取得している場合もありますから、見学する際には確認しておきましょう。